MacユーザがWindows7を使う:その2 環境構築 (2010年01月27日)
Vostro V13にはWindows 7 Home Premiumがインストールされていた。Win2000やXPと比べると、インタフェースが相当改善されている印象だが、細かな設定をしようとすると急に昔風の画面が顔を出す。いろいろと互換性を保ったり、既存のユーザに配慮しているのだろうが、美しさが損なわれる時があって残念。
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まずはこれまで慣れ親しんだ英語キーボードでのIME切り替えのショートカットがそのまま使えるように、下の二つを導入。
cmdspace
英語キーボードでのIME切り替えショートカット(Cmd+Space)をWindowsで実現するためのソフト
http://www.h5.dion.ne.jp/~pollux/
AutoHotKey
Ctrlを使ったショートカットをaltキーで使うため、キーの役割を入れ替えるソフト(他のキーにも対応:今回キースワップに加え、一番右側の列にある Home/Pgup/Pgdown/Deleteキーを無効に。使わないし押し間違えるので)
http://www.autohotkey.com/
日本語入力にはMicrosoft IMEの代わりにGoogle日本語入力を使う。変換精度も良好で、Macのことえりで慣れ親しんだ、候補をタブキーで選べる機能がついているのも助かる。Mac風のIME切り替えには、環境設定のキーマップスタイルから「ことえり」を選ぶとよい。
Google日本語入力
http://www.google.com/intl/ja/ime/
ソフトはオープンソースのものを中心に探す。仕事に必要なMicrosoft Officeは、当面近日公開のOffice 2010のBeta版を使うことに。
Microsoft Office 2010 Professional Beta Download
近日発売予定のOfficeのベータ版が使える
http://www.microsoft.com/office/2010/en/download-office-professional-plus/default.aspx
その他普段使いのソフトをまとめて入れるには、Google Packがおすすめ。FirefoxやSkype、Adobe Readerなど普段使いのソフトをまとめて導入できるパッケージになっていて、インストールが楽。
Google pack
http://pack.google.com/intl/en/pack_installer.html
加えて以下のソフトをインストール。
Pidgin
チャットクライアント。
http://www.pidgin.im/
Emeditor
エディタソフト。Free versionもある。
http://www.emeditor.com/
TigerVNC
遠隔で他のクライアントのデスクトップにアクセスできるソフト。VNCなのでもちろんMacOSにも入れます
http://www.tigervnc.com/
FileZilla
オープンソースのFTPクライアント
http://filezilla-project.org/
PrimoPDF
印刷の手順でファイルをPDF出力できるソフト
http://www.primopdf.com/
これまで使ってきたAppleのサービスも、そのまま使える。iDiskは「ネットワーク」からWebDAV接続でつなげばOK。それでは不便ということなら、Mac <-> Win間のデータ共有に限って、DropBoxを使ってもよさそう。
MobileMe Control Panel for Windows
http://support.apple.com/downloads/MobileMe_Control_Panel_for_Windows
以上で環境構築は終了。
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(追記)
ハードディスクドライブをIntel SSDの廉価版、X-25Vに換装。動作が早くなったのもいいが、タッチバッドに伝わる振動がなくなったのも助かる。分解して気づいたが、ドライブのマウントに余りコストを掛けられないのか、振動が筐体に直に伝わる構造になっていた。
Intel® X25-V Value SATA Solid-State Drive - Overview
http://www.intel.com/design/flash/nand/value/overview.htm
投稿者 jamsquare : 15:33 | トラックバック
MacユーザがWindows7を使う:その1 機種選び--Dell Vostro V13 (2010年01月15日)
かれこれ一年半ほど使い続けているMacBook Airが不調である。動作が遅くなり仕事に耐えない。加えて初期型の弱点であるヒンジがグラグラになってきた。再インストールするにも修理に出すにも、代替機がないと動きがとれない。ほとほと困り果てていたところ、本務地より急遽、PCを手配して頂いた。
(関係者の皆様、大変助かりました。本当にありがとうございました)
このため意図せず、十数年PCを使い始めてはじめてWindowsユーザとなった。これまで格安の中古品や人から譲り受けたもの、またはParallelsや古くはVirtual PC(懐かしい…これは苦行に感じられるほど遅かった)でWindowsを使ったことはあったが、最新の機種でメインとして使うのはこれが始めて。十数年にわたるMacユーザのはじめてのWin体験ということで、MacからPCに訳あってSwitchしたい、という方のお役に立てればと思う。
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手に入れたのはDellのスモールビジネス用のラップトップ、Vostro V13。IntelのCULVチップを載せた、いわゆる普通のPCとNetbookとの間の位置づけ。このCore2 Soloモデルだが、スペックを考えるとちょっと驚くほど安い。
Dell Vostro V13
http://www.dell.com/us/en/business/notebooks/vostro-v13/pd.aspx?refid=vostro-v13&cs=04&s=bsd
Windows機を買うなら、DellかLenovoにしようと考えていた。Dellはこれまで職場で何台も入れた経験があり、シンプルで質実剛健なイメージを持っている。一方Lenovoは中古でThinkPadを使っており好印象を持っていた。
予算を考えるとDellだとInspironかVostroになるが、できるだけ最新の機種でスクリーンが大きく軽いもの、そして1スピンドルモデル、という条件で当時出たばかりのVosto v13にした。Lenovoは予算に見合うものがなかったので諦めた。購入したのが11月末だったため、LenovoのThinkPad Edgeが出る前だったのが残念。その時点で発表されていたら、TrackpointのあるLenovoを選んだかもしれない。
Vostro V13とThinkPad Edgeを同じCore2 Duo(SU7300)モデルで比べた場合、米国価格で150ドルほどThinkPad Edgeが高い。その分Win7 Professional 64bitと4GB RAM、7200rpmのHDDが付いてくる。私は思い切って割り切り、Core Soloモデルにした。
Dell Vostro V13はAdamo XPSの廉価版とも評される。MacBook Airに近い薄さのアルミニウム筐体はなかなかスマートで、剛性感も高い。キーボードはMacBook全般より少し硬めのタッチだが、すぐに慣れた。感心したのはトラックパッド。これまでWin機のトラックパッドには全くいい印象がなかったが、十分使える。ただしMacほどの使いやすさはない。せめて二本指クリックでのコンテキストメニュー表示は取り入れてほしい。
外部ポートにUSB/e-SATA兼用ポートがついているのには驚いた、というかこんなものが世の中にあることを今まで知らなかった。普段Macしか見ていない故である。加えてExpressCard 34もメディアカードスロット、Gigabit Ethernetまで付いている。それでいて重さは1.6kg。Macbook Airより300g程重い。
Macのラインナップを見ていて面白いのは、どの機種でもCPUの性能を余り下げないことだ。しかしあの薄さ・軽さで"Medium-Voltage"のCore2 Duoを載せたMacBook Air1.1は、排熱を考えるとちょっとした冒険だった。低電圧版が載ったAir2.1はずいぶん改善されたと聞くが、初期型の熱暴走はよく知られた不具合で、こちらでも「遅くならない?」と聞かれる。確かに夏は苦しく、CoolBookなどのシェアウェアを入れて電圧を下げないと、とても使えたものではない。こちらの夏は日陰は涼しいので冷房なしでしのげるが、温度はそれなりに高い(湿度は低い)ので夏場の昼間はほとほと困った。
ちなみにこちらではMacBook Airを見かけることは少ない。Macに限らず、1スピンドルモデル自体を余り見ない。オフィスでもコーヒーショップでも、2,3kgはありそうなPCを平気で持ち歩いて使っている。Berkeleyは少し特殊かもしれないが、移動は車ばかりでなく、バックパックに荷物を入れて自転車か歩きだ。彼らは体格も違うから、重い荷物もあまり気にならないのだろう。そう考えると、「重さ1kg前後、それでいて田園都市線のラッシュにも耐えてね」という条件を兼ね備えた日本製のPCが、こちらで強みを生かすのは難しそうだ。MacBook Airも後継機が出るといいが、もしディスコンになってもこちらの人は大して困らないかもしれない。
「その2 Macユーザの移行に助かるソフトウェア」をじきに載せます。