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帰国:「@Cal」これで終わり  (2010年03月18日)

3月第一週は米国での研究の総仕上げでした。

火曜日と水曜日に、ETSの創設に関わった方3人にインタビュー。
水曜日には机をもらったRoom 5のみなさんとお別れのランチ。
木曜日はETSのみなさんとちょっとしたお別れ会。午後にはwebcast.Berkeleyの担当者のBenさんとコーヒーを飲みながら話をする。今後いろいろとコラボレーションできればいいねと話をする。
木曜日の夜中にレポートを書き上げ、最終日の金曜日にはディレクターに提出、いろいろと話をする。午後にはYWCAで英語の先生と最後のレッスン。といった感じでバタバタと終わりの時間を迎え、帰宅。

それから週末・3月の第2週にかけて、アパートの片付け・引越し、日本への移動、日本の新居の引越しを慌ただしくこなし、今週から職場に復帰しました。

これで「@Cal」もおしまい。ちょうどエントリー数が50となり、キリもよくなりました。ミッション達成率は70%程度、あとは向こうで書いたレポートのフルヴァージョンを書く予定。

今は東大での仕事と東京の新居の片付けに追われていますが、まずは滞在が無事すんで一安心。日米双方でお世話になった、ご支援頂いた方々、本当にありがとうございました。

カテゴリ「海外研究に向けて」はもう少しエントリーを増やす予定。(忘れないうちに)

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3/18 追記

「達成度90%」はさすがに高すぎるので修正。70%くらいだろうか。

・研究者の人脈は思うほど広げられなかったので、40%中10%減。
・書き上げたレポートがフルバージョンではなかったので、30%中10%減。
・英語力にやはり不安が残ったので、これも30%中10%減。

精一杯頑張った気はしますが、冷静になり振り返るとなかなか難しかったなぁというのが実感です。

投稿者 jamsquare : 00:40 | トラックバック

あと二週間:形からでなく、原理から学ぶ  (2010年02月21日)

帰国まであと二週間となりました、早いものです。最近は引越しの準備、研究の仕上げを進めています。今月は学会に参加したほかは、私のいるETSに関する資料整理、スタッフや元ディレクターへのインタビューに追われています。予定ではあと2回インタビューがあり、そのあと原稿が書き上がれば、滞在も終わりです。

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今日はこちらで知り合いになった方のラボを訪ねました。彼女はターシャさんといい、UCBでバイオメカニクス、その中でも昆虫の歩行の研究をしています。まだ二十代前半ですが、既に研究者として独り立ちをしている大変優秀な方です。

ラボのWebSite:Poly-PEDAL
http://polypedal.berkeley.edu/cgi-bin/twiki/view/PolyPEDAL/WebHome

そこで昆虫の動きや筋肉(!)を計測する機材を見ながら研究の話を聞いたのですが、そこに昆虫のロボットがありました。最近は研究成果を活用して、災害援助や人名救出を人の代わりに行うロボットが企業や軍により開発されているそうです。ロボットの写真を、その働きをまねた昆虫と並べたポスターを見ていると、二つの足の数は多少似ているものの、足の構造や動かし方が全く違うことに気がつきました。

不思議に思い理由を尋ねてみると、昆虫の歩行をロボットに当てはめるとき、形状を真似るのではなく、彼らの歩行する仕組みをモデル化し適用させるのだそうです。というのも、昆虫とロボットでは足の数こそ同じでも、体を構成し、それを動かす素材が全く違います。加えてロボットの場合は、目的に応じた環境(走行路面など)に最適化したり、カメラや救急箱など機材を載せることもありますから、昆虫の仕組みをそのまま当てはめてもいいロボットができないとのことでした。一部の企業では形を完全に真似て原理を理解しようとしなかったりもするそうですが。

この話は私にとって、とても励まされるものでした。私はUCBで、大学コミュニティのEducational Technology(「教育工学」とは訳しづらい)利活用を包括的に支えるETSという組織に魅了されました。そして私はいま、その組織の形やシステムを知るだけでなく、それがいつ、なぜ、どのような理由で、何を目指して作られたのかを明らかにすることに焦点を当てています。それは、仮にここで知り得たことをどこかで役立てるとき、形や機能だけをまねるのではなく、その原理やモデル、それが作られた背景を知ることで、異なる環境、新しい状況により意味のある形で適用することができるはずだ、と信じているからです。

違う場所でも、同じようなことが言える。そんな嬉しい体験をした一日でした。休日にも関わらずラボを案内してくれたターシャさん、ありがとうございました。

投稿者 jamsquare : 22:29 | トラックバック

12月の近況  (2009年12月29日)

早いもので2009年も残りわずかとなりました。12月は2回出張があり、その合間にUCBでの研究活動を進めました。

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12月最初の週末はロサンゼルス近郊、Orange CountyにあるUC Irvineに、UCI OCWのディレクタを務める傍らでOER(Open Educational Resources)の再利用の研究をしているLarry Cooperman氏を訪ねました。実は以前学会でお会いしたことがありましたが、今回は長時間にわたりお話を伺いました。彼のプロジェクトでは以前、複数のOCW教材から、必要な部分を抜き出して組み合わせる再利用のやり方をしていたが、その方法には版権処理や教材の文脈が失われてしまうなど問題も多く、最近は色々と試行錯誤しているようです。

OERの再利用研究には、Connexionのような再利用が行いやすいプラットフォームを構築する方法、ミシガン大学のdScribeのような学生が教員をサポートする方法、あとは少し方向性は違いますが教材をまるごと翻訳して開発途上国など教育リソースの不足している地域で使う方法、少なくともこの三種類の流れがあるらしいという大枠までは掴めてきました。残りの滞在中にさらに情報収集を進める予定です。

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その次の週末は、UWの大浦さんと一緒にMITの飯吉先生を訪ねました。MITでのディスカッションも滞在中の大浦さんとの情報交換もとても有意義でした。一泊三日の強行スケジュールでしたが、東海岸まで出かけた甲斐がありました。


UCBでは、私が客員研究員として席を頂いているETS(Educational Technology Service)の組織そのものの研究をしています。このETSはなかなか面白い組織で、学内の教員・学生のICTを使った教育支援を、CMS利用のコンサルティングに電子教材の製作、講義のインターネット配信、果ては教育イベントのサポートや機材の貸し出しまで、テクノロジーに関わる教育支援を組織的に包括的に行っています。

このような組織がいわゆる学内情報センターや教育学部と独立して存在しているのは、米国でも珍しい組織形態です。ETSは10年前にいくつかの組織が統合され今の形になりましたが、それまでには数十年にわたる学内外における様々な経緯や社会的背景がありました。今後日本での組織的なテクノロジーを使った教育支援を考えるにあたっても、このような事例は今後の方向性を考える上で参考になるかもしれません。ただ形をまねるのではなく、その背景にある歴史や背景を知った上で日本にあてはめる、そのような取り組みに少しでも役立つような研究ができればと考えています。OER再利用の研究は帰国後も続けますが、ETSの組織研究は滞在中に何らかの形にまとめて持ち帰る予定です。

米国滞在も残り2ヶ月強となりました。成果を上げて帰れるよう、悔いのないように頑張ります。

投稿者 jamsquare : 23:42 | トラックバック

ここしばらくの近況  (2009年11月29日)

2週間ほど、更新をお休みしました。最初の一週間は、前半はこちらでの研究の文献調査に充てました。しかし後半は、学費値上げ(州内学生は25%値上げ!)に対抗して起こった学生ストライキでUCBは大混乱。金曜日には学生が校舎を占拠し、学内の警察に加えて地元の警察も出動する騒ぎになり、私の部署も業務中止になりました。

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カリフォルニア州はシリコンバレーもあり一見明るいイメージですが、経済状況は全米でもフロリダ州などと並んで最悪の状況で、失業率も11月時点で12.5%に悪化。UCBも美術館の改築を延期したり、私の部署ではオフィスのゴミ回収や掃除のサービスの休止(つまり清掃従業員の解雇)など、UC System全体含め、いろいろな所に影響が出ています。日本も大変なようですが、米国も状況は深刻です。

後半の一週間は、こちらでは感謝祭の週で木曜日から4連休。YWCAで英語を習っている先生のお宅に伺い、七面鳥など米国の伝統的な感謝祭を祝う料理をごちそうになったり、家で久しぶりにSTAR WARSシリーズを見直したりなど、ゆっくりと過ごしました。

その合間にも、日本で進めている研究の実証実験の準備を進めました。先日2回目のワークショップを行いましたが、私が帰国できなかったため、日本の研究協力者の方々に中心となって進めていただきました。研究協力者の方々、そしてワークショップにご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

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今週末で、滞在期間のほぼ半分を消化した計算になります。出国前に滞在プランを立てていましたが、消化できていないタスクもいくつかあります。私の滞在目的は主に二つあって、一つはオープンな教育リソースの再利用の研究、もう一つはICTを活用して教員を支える組織の研究です。1つ目はこちらで先行事例を調査して日本に持ち帰りますが、2つ目は滞在中に論文とまではならなくても、何かの形にまとめたいと考えています。

あと3ヶ月、早いものです。もっと時間があればと思うこともありますが、性格上のんびり過ごしてしまうだけでしょう。残りの期間、自分を追い立てながら過ごすことにします。

投稿者 jamsquare : 09:38 | トラックバック

「日本版EDUCAUSE」のススメ  (2009年11月14日)

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ワシントンからデンバーに移動し、EDUCAUSE2009に参加した。

2009 EDUCAUSE Annual Conference | EDUCAUSE
http://www.educause.edu/E2009

EDUCAUSEは、情報技術の効果的な活用を後押しすることで、高等教育の発展に寄与することを目的とした米国の非営利団体。毎年大規模なAnnual Conferenceを開き、全米の高等教育の広い意味での「情報化」に関わる教員・職員・企業が参加している。いわゆる「学会」とはちょっと違う。NECC(National Educational Computing Conference)の高等教育版、と考えればいいかもしれない。

実は昨年も参加していたのだが、今年のEDUCAUSEでは面白い現象があった。参加者が'#educause09'のタグでTweetし、「ここのセッション面白い」「もう会場満杯」「この発言をRT」などと情報交換をしていた。私も調子に乗って参加し、同じ会場の人と発表に関係する論文を探したり、感想を言い合ったりしていた。

期間を通じて、テクニカルなセッションより、いわゆる「文系」に近いセッションの方がつぶやきが多かったようだ。いわゆる実況ではなく、「このセッションのここがよかった」というような、互いの良質な経験を共有し合う雰囲気ができていた。規模の大きい学会だったが、1日に500ポストは超えていたように思う。自分だけで見て回るより、たくさんの目で楽しめるのはいい。普段仲間内で遊んでいるTwitterとはまた違った使い方を楽しんだ。

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日本でも以前から、EDUCAUSEのような組織を作ろうとする動きはある。昨今の日本の状況を踏まえると、「日本版EDUCAUSE」は一日も早く立ち上げられるべきだ。

現状、日本にEDUCAUSEのような組織はない。EDUCAUSEは情報インフラの最新事情からごく普通のテクノロジを使った実践まで、情報技術の教育利用に関わるもの全ての受け皿になっている。自分自身を振り返って、偶然同じような取り組みをしている人たちを見つけて驚くことは多い。幅広く情報共有ができる場を設けて互いに学ぶ機会を作ることには、とても意味がある。

EDUCAUSEでは、「これは研究」「これは実践」のような「枠」はない。このことが日本でのEDUCAUSEの理解を妨げているのかもしれないが、かの地ではその垣根が低く、段差は小さい。日本でEDUCAUSEを作るなら、どの「枠」で囲うべきかなどどいう議論をする前に、「枠」を意識せず、教育機関や教育産業から人や情報を集めることから始めるべきだろう。EDUCAUSEのような組織は、「研究をどう実践に根付かせるか」「実践からいかに研究を生み出すか」というサイクル、ひいては「教育学」のサステナビリティとスケーラビリティを担保する土台になりうる。

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実はEDUCAUSEはワシントンDCにオフィスを持っており、ロビー活動を展開している。ロビー活動の全てがいいものとは思えないが、少なくとも政治との対話のチャンネルを組織立って用意することは、自分たちの政治や社会からの「見え方」を知るためにも役に立つ。

「私たち」にとって#shiwake3はいい経験だった。研究者と「社会」の間の対話や交流に力を注ぐことは、きっとこれからの学問と社会のために意義のあることだろう。

投稿者 jamsquare : 22:07 | トラックバック

@Cal: ワシントンDCにて  (2009年11月02日)

先週末からワシントンDCに滞在している。Fulbright Associationの年会に参加することが目的で、フルブライトOBによるシンポジウムやパネルディスカッションを聴いた。学問のためというよりは、いまフルブライターを経て活躍している人々の興味対象は何なのか、ということに関心があり出席した。開催場所がワシントンDCということで、渡航中に一度出かけたいという理由もありつつ。

出席してみて、この年会は議論の場というよりは、フルブライターOB同士の情報交換会(または、知識のアップデートの機会)の色合いが強いことが分かった。正直少し期待はずれだったが、いま彼らのイシューになっていることを知ることはできた。目立ったテーマは、国内問題だと不況からの脱出や健康保険の是非、国外だとエネルギーと環境問題や、開発援助の新手法、などなど。

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学会の合間を縫って、スミソニアン博物館を回る。嫁さんは美術館を満喫したようだが、私は航空博物館を回るのが精一杯で、美術館は少し立ち寄っただけ。残念。

実は滞在中、ホテルの部屋に小額チップを置いていたのだが、ある日1ドル札が手元になくて、硬貨で置いて出かけたところ、帰ってきたら部屋が大変なことになっていた。残念なことに、私も嫁さんもチップを硬貨で残してはいけない(サービスが悪い、という意味になる)ということを知らなかったのだった。外国人なんだから、多少大目に見てくれよ…という気がしないでもなかったが、「郷に入りては郷に従え」、である。

米国に住んでいると、なんだか自分が世界の中心にいる気になってしまうのだが、その中心に元々住んでいる人たちからすると、そこは自分たちが生まれ育ってきたローカルな世界に過ぎない。いわゆる「外圧」が働きにくいせいか、その世界はグローバル世界の最先端というよりは、チップ文化が残っていたり単位もftやozを使い続けていたりと、変わらない部分を持っていたりもする。

私は米国に寄り添ってアメリカナイズされるつもりも、日本のしきたりが一番と思い込むつもりもないが、そうなると立ち位置がいささか怪しくなってくる。全てを相対化してしまうと何も言えなくなってしまうので、そうなると事象ごとに「これはこう思う」「こうすべきだと考える」と、個別に定義しなくてはならない。たびたび外国人としてそういう質問をされるわけで、米国に住むということは、そんな再考を四六時中求めらるような経験でもある。貴重ではあるが、なかなかに大変である。

投稿者 jamsquare : 19:48 | トラックバック

@Cal Day50: "Capitalism A Love Story"、日記風は今日でおしまい  (2009年10月22日)

朝から大学、せっかくUCBに来ているにも関わらず、せっせと科研申請の準備を進める。こういうときに悲しくなるが、こればかりは今頑張っておかないと、後々困ることになる。のでせっせと書く。

夜は嫁さんと映画を見に行く。マイケル・ムーアの新作、"Capitalism A Love Story"である。

Capitalism: A Love Story
http://www.capitalismalovestory.com/

内容は前作までも背後にあった、米国の「行き過ぎた資本主義」のテーマを前面に押し出したもの。正直リファイナンスの仕組みなどは、不況になる前からこのシステムはいつまで持つのだろう?と疑問だったが、この映画を見て、もし自分が元々米国人だったら、植木等じゃないが「わかっちゃいるけど、やめられない」となっていた気もする。上映が終わると、会場からは大きな拍手。カリフォルニアだからかもしれないが、反応を素直に表現する姿は、実に米国らしい。

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こちらに来てから、毎日欠かさずブログをつけてきた(多少遅れはしたが)。われながらよく続いたものだと思うが、これでちょうど50日経ったので、ここから少し体裁を変えることにする。最初の50日間、海外留学生活をどうセットアップしてきたか、という見方では一つの記録にはなったと思うが、このまま「日記風」のエントリを続けることに意味があるとは余り思えないからだ。

近況報告も交じるかもしれないが、ここからはより体系的に、留学前の準備・留学中に為したこと・考えたことの3つを書くことにする。特に留学前の準備については、ある程度まとめたい。これは出国前のフルブライトの集まりで、「あなたの周りの優秀な人に、ぜひフルブライトに応募するよう勧めてください」とアドバイスされたことが大きい。

それにしたがい、実はこれまで私の周りの人にもいろいろと助言をしてきた。妻には「あなたは人が善すぎるのでは」とも言われたが、こと研究者に限っては、自分の周りの人がより成果をあげられるように動く方が、結局お互いの得になると私は考えている。帰国後にまとめればいい…と呑気にしていると、結局仕事に追われて機会を逃してしまう気もするので、こちらにいる間に振り返りをすすめることにする。

投稿者 jamsquare : 21:36 | トラックバック

@Cal Day49: YWCA、Appleのマウスを注文  (2009年10月21日)

今日から嫁さんがAASに通う。そして午後からはYWCAでEnglish in Action。彼女は一日英語漬けで、朝から緊張している…無理もない。AASの教室がある高校へ。教室の前まで連れて行く。私よりも英語が苦手なので、大丈夫かな?と心配していたが、帰って来てから感想を聞くと、思っていたより楽しかったらしい。よかった。しかし午後のYWCAは、ほぼずっとリスニング状態だったらしい…カンバセーションのレッスンなのに。ま、徐々に慣れていって下さい。

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今日Appleから発売されたMagic Mouseを注文した。本当は自宅用にiMacが欲しいところだが、とても持ち帰れないので諦める。しかしMac mini にOSX Server版が出たのには本当に驚いた。以前いた阪大の研究室でX Serverをずっと使っていたが、特にクライアントがMacだと管理の使い勝手がとてもいいので、大変気に入っていた。帰国したら、自宅サーバ用に買いたい。

ただしX Serverは、インストールされている種々のパッケージがカスタマイズされているので、パッケージ単体でアップデートしようとすると、結構戸惑う。確かapacheの設定ファイルも別の場所にファイルがあったりして、混乱したものだった。今はどうなんだろう?試してみたい。帰国後の楽しみが一つ増えた。

これまで、AppleのMighty Mouseをずっと気に入って使っていた。実はこのマウスのアイデアは、このマウスが発売されるずっと前に出された、ジェフ・ラスキンの著書にアイデアは掲載されている。私はMighty Mouseを手にした直後に偶然この本に出会ったので、その重なりに大変驚いたことを覚えている。

ただしこのマウスは、スクロールボールが汚れて反応が悪くなるのが欠点だった。Appleが推奨するやり方で定期的に掃除をするのだが、1、2年経つと掃除をしても動きが悪いままになる。一度分解をしてみたことがあるが、中のホイールが摩耗するようで、完全復活とはならなかった。新しいMagic Mouseは、マウス上で可能な動きが増えたので、マウス本体を動かす時との峻別が難しいかもしれない、と少し心配。来週中頃には手元に届くとのことなので、これも今から楽しみだ。

投稿者 jamsquare : 15:03 | トラックバック

@Cal Day48: Albany Adult Schoolに行く、2ヶ月経過  (2009年10月20日)

今日は朝から、嫁さんが英語を習うため、Albany Adult Schoolへ行く。まず最初は登録のため、メインオフィスへ向かう。Berkeley Adult Schoolと違い、Albanyは教室の場所がいくつにも分かれている。嫁さんが入る"High Beginning"のクラスは、メインオフィスから大分離れた高校の中にある。理由はよく分からない。教室が足りないからだろうか。

Berkeley Adult Schoolが定員オーバーだったので、Albanyも同じかもしれないと心配していたが、何の問題もなく登録された。よかった。明日からクラスへ通う。車で5分もかからない所だが、かなりきつい坂の上なので、送り迎えをした方がよさそう。

午後から大学、夜には東大と研究のミーティング。今週末から実践が始まる。

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こちらに来てから、日本で進めている研究も東大の仕事も、日本にいた頃と同じように進めている。オフィスアワーを設けて(たいてい金曜日)いるが、仕事は毎日動いているので、その日まで待たせてしまうことも多く、同僚の方々には申し訳なく思っている。だがそれ以外は、日本にいた頃とほぼ変わらない。

インターネットの恩恵を強く感じるが、一方で米国に来ている意味とは何なのか、考えさせられることも多い。文献へのアクセスの良さは強く感じるが、それ以外、何も得なかったというのでは寂しい。今日で来た日から、ちょうど2ヶ月経った(一時帰国期間を含む)。

投稿者 jamsquare : 13:10 | トラックバック

@Cal Day47: Zoteroで文献整理  (2009年10月19日)

月曜日。朝から大学へ向かう。一時帰国してから2週間目に入るが、なかなか調子が上がらない。時差ボケが治りきらないのは、おそらく先週曇りの日が多かったからだろう。今週は好天が続くようだし、早くリズムが戻ってほしい。

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こちらに来てから、文献整理にZoteroを使っている。以前はBentoを使っていたのだが、ソフトを日本に忘れて来てしまったので急遽探したのだが、これがなかなかよろしい。

Zotero | Home
http://www.zotero.org/

Firefoxのアドオンとして作られているというのが面白い。最近リリースされた2.0(まだベータだが)からは、PDFからメタデータを自動的に読み込んでくれるようになった。これは助かる。しかし一部の日本語文献だと、ときどきうまく動かない。

これを回避するためには、Google Scholarとの連携機能が使える。欲しい文献をGoogle Scholarからダウンロードすると、Google Scholar上に登録されたメタデータを読み込んでくれる。これで文献取得と索引作成が同時に完了する。素晴らしい。マニュアルも日本語化されていない部分が多いので読み込む必要があるが、その手間さえ厭わなければ使う価値がある。

投稿者 jamsquare : 12:54 | トラックバック

@Cal Day45,46: 週末、そろそろ「しんどい」時期  (2009年10月18日)

土曜日は嫁さんとIKEAへ。いろいろと家財を買い出す。近所のEl Cerrito Plazaでも結構揃うが、やはり安さでIKEAにはかなわない。いろいろと買いそろえるが、帰る時にこれらを全て処分(または持ち帰る)ことを思うと、少し憂鬱になる…あと5ヶ月か。

夜にはCalJapanClubでお知り合いになったJuliaさんのお宅へ伺い、ご家族と夕食をご馳走になる。Juliaさんは日本語が堪能で、茶道に関係する研究をしている。嫁さんが茶道を習っているので、彼女のために本や茶器を日本から持って来た。気軽に話ができる友人ができて、嫁さんも喜んでいた。

日曜日は嫁さんと一緒に(当たり前だが、毎日一緒だ)、午後からSF市内で開かれた、ベイエリアのFulbrighterを迎えるレセプションに出席。そのあと、同じく日本から来られている山田先生のご家族と一緒に、フィッシャーマンズ・ワーフで観光、Pier 39で夕食。クラムチャウダーを食べたら、先月食べたものより美味しかった。なんでもSan Francisco Chronicleで一番人気だったそうで、納得。

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「重田君、渡米中に必ず一度、しんどい時期がやってくるからね」と周囲から言われていたが、とうとうその時がやってきたらしい…しかし、落ち込んでしまっても仕方ない。とにかくやるべきことは山のようにある。一つ一つこなしていくしかない。それにしても帰国してから、日本の仕事に追われている。今月中には一段落付くと思うが…。

来週は嫁さんがAlbany Adult Schoolに通い始める。BASは当面入れる見込みがないので、諦めることにした。暫くAlbanyに通ってもらって様子をみてもらうことにしよう。

投稿者 jamsquare : 23:03 | トラックバック

@Cal Day43,44: 仕事部屋の整備、OER Toolkitリリース  (2009年10月18日)

曇りの天気が続いている。おかげで時差ボケがなかなか治らない。朝からUCBへ。

こちらの研究活動に集中したいのだが、科研で進めている実証実験の準備と、月末に控えている科研申請の締切が控えており、しばらく手が回りそうにない。せっかく米国にいるのに…と気が焦るが、今月は生活のセットアップと日本の仕事で終わるしかない、と諦めることにする。

妻が来てから、自宅の仕事部屋を整備しようと考えていた。今までは台所の机で仕事をしていたのだが、さすがにじゃまになるので、空いている部屋(そんなものがあるだけでも、素晴らしい)に机を椅子を入れることにする。

家具はCraigslistで探した。在米の方々にはおなじみの、生活情報を扱う巨大掲示板のようなもの。ここで家具やコンピュータの売買情報が多く出ており、実は今住んでいるアパートもこれで探した。多少やり取りは面倒だが、不動産屋を通すよりも格安で探すことができる。今回はオフィスデスク・チェアを探す。車で30分ほどの場所にあるConcordという街にIKEAのオフィスデスクを見つけた。あと家の近所で同じくIKEAのオフィスデスクがあるのを知り、見に行くことにする。

午後はハイウェイを走り、Concordに向かう。ベイエリアより随分標高の高い場所で、少し暑い。なぜかこのエリアでは、山に近づけば近づくほど気温が高くなる。日本と逆じゃないか、海流の影響かもしれない。オフィスデスクのあるお宅に伺うと、なかなか程度のいい机だったのでその場で契約。何でもBerkeleyに引っ越してくるとのことで、明日、持って来てくれることに。これは助かった。折り返しハイウェイに乗り、次はオフィスチェアのある近所のお宅へ。こちらもほとんど新品ということで、文句なく即決。車に積んで持ち帰る。

金曜日は、大学に行かず家で仕事。借りているソファーに元々匂いが付いていたので、ベランダで天日干しをする。昨日買った椅子も一緒に。夕方に机が届く。妻も家にいることだし、これから暫く家で仕事をすることも増えると思われる。徐々に環境が整ってきた。

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UNESCOから、"OER(Open Educational Resources:オープンな教育リソース) toolkit"が公開された。

UNESCO OER Toolkit - OER_Wiki
http://oerwiki.iiep-unesco.org/index.php?title=UNESCO_OER_Toolkit

Toolkitというと教材を扱うアプリケーションのような何かを想像してしまうが、むしろOERをどう作りどう扱うかを示したガイドラインのようなものらしい。ガイドラインだけあって何になるんだ、という見方もあるかもしれないが、UNESCOの想定しているユーザ層を考えると、そもそもOERとは何なのか、という情報自体がとても大切なのかもしれない。こういうものを国際機関で作ろう、という取り組み自体、評価されうるものだと思う。

投稿者 jamsquare : 09:01 | トラックバック

@Cal Day42: UCBに復帰、"Tools for teaching" Second Edition  (2009年10月14日)

今日から久しぶりにUCBに通う。午後から大学近くのYWCAで行われている"English in Action"へ嫁さんが登録を行う予定だったので、朝から一緒に大学へ。オフィスに立ち寄った後、キャンパスを散策。Free Speech Cafeでサンドイッチを食べた後、YWCAへ。

English in Actionは、英語を教えるボランティアの方々から、国外から来た客員研究員やその家族がマンツーマンでレッスンを受けるプログラムで、YWCAの年会費(15ドル)のみで始められる。私の担当であるBoonie先生と相談すると、別のボランティアの方を紹介してくれた。ちょうど毎週私がレッスンを受けている同じ時間が空いていたので、毎週一緒に通うことに。その後嫁さんは図書館、私はオフィスに向かい、夕方に合流して帰宅。

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午後に学内の本屋に立ち寄った時に、"Tools for Teaching"のSecond Editionが出ていたのを発見し購入。これは日本でも「授業をどうする!」の題名で翻訳出版されている。著者のBarbara Gross Davisは、現在UCBの教育学部・副学部長を務めている。

Tools for Teaching
http://www.amazon.com/Tools-Teaching-Barbara-Gross-Davis/dp/0787965677/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=books&qid=1255700734&sr=8-2

このセカンド・エディションでは、講義やフォローアップへのテクノロジの活用法に加え、最近の学生の傾向に合わせた対処方法が加えてある。既に初版をお持ちの方はご存知の通り、シラバスの書き方から板書の方法、オフィスアワーの設け方まで、大学教員のあらゆる教育活動に関する指示書になっている。加えて、各項目に参考文献が付けてあるので、高等教育の授業に関わる研究をする際の基礎文献の一覧を手に入れることもできる。

私がこれまで読んで来た授業研究の本は、講義でテクノロジをどう活用するか、ということが主要なテーマになっているものが多かったので、「普通の」授業指南書にテクノロジ利用が組み入れられているものは新鮮。加えて、新しいテクノロジについての説明もとてもわかりやすい。参考文献を見ると、ELI(Educause Learning Initiative)の出版物が多用されている。さもありなん。こういう部分でもEducauseの役割は大きいのだろう。

まだどうなるか分からないが、来年度も非常勤講師をお引き受けするかもしれないので、そのためにも手放せない教科書になりそうだ。

投稿者 jamsquare : 23:48 | トラックバック

@Cal Day41: 嵐の襲来、Twitterとのつきあい方  (2009年10月13日)

昨夜から強い風が吹いている。ニュースによると、10月としては異例な強い嵐(発生場所の関係で「台風」「ハリケーン」とは呼ばない」)がサンフランシスコに近づいているとのこと。今日は一日雨と風が強いとのことで、大事をとって一日家に居ることに。結局、我が家の周りは被害はなかったが、南部は道路が冠水したり停電になった地区もあったよう。

この近所の雨の量は一日で150mmくらい、風は20m/s弱くらいだったらしい。いちいちinchとかmphで表示されるので換算しないといけない。これは温度も一緒で、50Fで10度、そこから10F上がるごとに5度刻みで上がると簡単に考えていることにしている。これを知らないと滞在先のホテルで温度設定ができず、風邪を引くことになる(経験済)。最近はiPod touchに入れている「iConvert」というアプリがあって、これで一発で換算できる。便利な時代だ。

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相変わらずTwitterを使っている。フォローする人が増えるにしたがって、読むのが大変になってきた。最初は全員のつぶやきを一生懸命読んでいたが、さすがにそれは止めることに。あと人の議論を追うのも止めにした。脳内フィルタリングの性能が大分上がってきたか。

Web上ではTwitter擁護派vs批判派が混在しているが、私は悩んだ結果擁護に回ることにした。何よりこれだけ新鮮で生きのいい情報が飛び交う場所としては、今はTwitterが一番である。Twitterを使っていて、技術は情報を綺麗に整理するもの、という信条にともすると偏り過ぎていたのかもしれないと思うようになってきた。その場に合わせて上手につぶやいたり、人のつぶやきの多さにげんなりするよりは、みんなで空気を読まずにアウトプットしたほうが生産的な気がする。どうしてもフォローを減らさずに綺麗に見たい、という人にはフィルタリングサービスがある。

Twitterに雑音多すぎ―Filttrで重要なニュースだけフィルターできる
http://jp.techcrunch.com/archives/20090128too-much-noise-on-twitter-filttr-will-tell-you-whats-worth-reading/

そういえばTechcrunch日本のサービスが終わるらしい。この情報もTwitterでいち早く知った。

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追記:日本語を一部修正。読みなおしたら「、」が多すぎてとんでもない文章になっていた。急いで書くと駄目ですね、反省。

投稿者 jamsquare : 23:52 | トラックバック

@Cal Day40: BASが一杯、OCWの曲がり角  (2009年10月12日)

月曜日。朝から嫁さんを連れて、Berkeley Adult Schoolへ。嫁さんのRegistrationをしようとするが、今はクラスが一杯で追加の生徒は受け入れられないとのこと。緊縮財政のため、先生もクラスの数も減らしているようなので、ある程度予想はしていたがやはりショック。次の募集のメドも経っていないようなので、頻繁にオフィスに電話をかけて、空きが出たか確認しないといけない。

授業中に生徒さん(自分も生徒なので「さん」をつけるのはおかしいが…)の話を聞いていると、英語がきちんと話せた方がより割のいい仕事につけるそうなので、このご時世、英語を勉強しなおそうという人が増えているのも、混雑の原因かもしれない。

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Chronicle.comに、大学発の無料のオンラインコースが転換期にさしかかっている、との記事が掲載されていた。「OCWは2012年で終わるかもしれない」とコメントをしているDavid Wileyは、同様の議論を「Opening Up Education」でもしている。

Free Online Courses, at a Very High Price - Technology - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/article/Free-Online-Courses-at-a-Very/48777/

OCWをはじめとした、このような取り組みが曲がり角にさしかかっている、ということは、昨年、ここに書いた。
The Shigeta Way: OCWのこれから--Open Education Conference 2008に参加
http://jamsquare.org/shige/2008/04/ocwopen_education_conference_2.html

このような取り組みをsustainableにするために、いくつか方法はありそうで、Chronicle.comの記事内でも提案されている。一つ手っ取り早いのは有償で公開したり、サポートや単位認定を有料で請け負う、という方法。それこそが正しい道である、との主張もありそうですし、実際その手の話を身の回りで聞く。

しかし、いわゆる大学での「学び」は教材のみにあるのではなく、キャンパスでのあらゆる経験全てが含まれているのではないでしょうか。その見方から、私は今のような無償公開でも、課金でもない「第三の道」を探したいと、最近は考えるようにしている。

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@Cal Day38,39: 一時帰国終了、再び米国へ  (2009年10月11日)

日本には2週間滞在しました。そのうち前半は出張だったため、東大のオフィスに顔を出したのは半分強の一週間ほど。定例や臨時の会議への出席や、科研のミーティング、冬学期の講義撮影のセットアップなど各種業務をして過ごす。週末はどこか出かけたいと思っていたが、家族の用事などもあり都内からは出られず残念。

だがその合間にいろんな人と会えました。上京していた山形大の酒井さん、JSETのワークショップや若手飲み会を取りまとめてくれた渡辺さん、林さんなど。米国で過ごしている間にも、日本ではいつもと変わらない日常が過ぎていることを、あたりまえのことながら実感。来年3月に帰る頃には、様子がすっかり変わっていそう。楽しみなような、寂しいような。

金曜日に嫁さんを連れ、成田を経ち米国へ。日本から持って来た荷物の整理や、新しい家財の買い出しをして過ごす。

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日本で仕事をしているうちに、帰国前に何をしていたか、すっかり忘れてしまった。研究ノートを読み返して、また一から仕切り直しの予感。

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一時帰国: 徳島へ出張、職場に復帰  (2009年10月02日)

9/25に成田へ帰国、そのまま都内の長期滞在者用ホテルへチェックイン。出国前に借り家を引き払い、荷物は全てトランクルームに預けてしまったので、今は家が米国にしかない。ちょっと変な感覚であるが、仕方がない。ここに二週間強、滞在の予定。

9/27、28と徳島に出張、主催している共同研究に関わるワークショップを開く。週末から準備に追われ大変だったが、共同研究者の方々、参加者の方々のおかげで、無事終えることが出来た。ご協力頂いたみなさま、ありがとうございました。

翌日から、久しぶりに東大のオフィスに出勤。午後に皮膚科へ行き、先日腕に出来ていた湿疹を診察してもらう。ソファーで虫にでも喰われたのだろうと思っていたら、どうやら帯状疱疹だったらしい。ストレスや環境の変化で発症すると言われているが、日本に居た頃のほうがよほどストレスフルだったと思うので、おそらく環境の変化によるものと推測される。向こうでは一回風邪も引いたし、これでほぼ、体も慣れたということかもしれない。

職場では溜まった(というか、貯めてしまった。すみません)業務をこなす。10月が近づき、新学期の講義撮影の準備を進める。随分慣れてきたようにも思うが、同じことをやっているようでも、毎回やることが増えている、という感じ。大変ではあるが、何も変わらないよりはよほどいいかもしれない。何より仕事だから、きちんとこなすのは当然。そういえば査読もせねばならないし、残りの滞在も慌ただしく過ぎ去りそうな予感。

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セカンド・ベストという言葉がある。昔はそういう妥協が許せずに、進むか退くかしかできなかったが、この頃やっと、その問題は一旦置いておく、ということができるようになった。留保して考え続けても、永遠に解決しないかもしれない。だけど、それがまだそのままでそこにあり、どこへも行かない、と思えるだけで楽しかったりする。不思議だ。

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@Cal Day37: 第一部の最後の日、残り5ヶ月  (2009年09月23日)

朝から肌寒い。ここの所、一週間位のサイクルで、最高気温が30度を超える時と、25度を下回る時が繰り返されている。前者の場合、昼間のオフィスが暑いせいか、使っているMacBook Airの動作が遅くなって仕事が進まなくなる。(オフィスにも、ちなみに家にも冷房はない)そのため、先週Snow Leopardにアップデートしたのと同時に、CoolBook ControllerというCPUの電圧制御をするシェアウェアを入れることに。これでほぼ解決、気温の高いオフィスでも、家のベッドの上でも、熱を持つことがなくなった。

お昼休みに、居候しているbSpaceの部屋の人々と昼食会。キャンパス近くのレストランでチーズバーガを頂く。日本の大学のことや観光、治安のなどを日本と比較して話す。ディスカッションというほどでもないが、情報交換よりは掘り下げた程度。昨日のうちに、こんな話をするかな、と想定をしていた話題もあったので、会話にはさほど苦労せずに終了。日本でもそうですが、(意外と?)お話をすることは得意ではないので、前もって話を考えておかないと躓く。

午後からは文献と資料の整理。今週から部署のグループウェアとファイルサーバにアクセスできるようになったので、大学のアドミニストレーションに出している報告書や提案書を読み進める。組織の活動経緯が分かって、調査の下準備にとても役立つ。

明日の帰国準備があるので早めに帰ろうかと思っていた矢先、ビルの火災報知器が鳴り響いた。外に出るように促され、鞄とPCを抱えて外へ飛び出す。幸いなことに、どうやら家事ではなかったらしい。この時期UCBはテストシーズンで、切羽詰まった?学生さんが火災ベルを鳴らして、試験をさせないように実力行使(本当の意味ではない)をして、テストを止めてしまうことが度々あるらしく、今回もそうだろうと話していた。本当かいなと驚く。

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ビルの外は、避難してきた学生・職員で大混乱。

1時間は中に入れないだろうという話だったので、オフィスの人にさよならを告げ、帰宅。
明日から帰国、米国に戻るのは10月9日の予定。これで米国滞在は残り5ヶ月、ここまでで日程を15%消化した計算。

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@Cal Day35,36: シアトルにて、始めるという才能  (2009年09月22日)

今日から二日間、シアトルへ元同僚の大浦さんに会いにいく。

朝4時に起きてSFOへ移動、BARTに乗って1時間強で到着。前に住んでいた目黒から羽田への感覚とほぼ一緒。最初、乗り換えが分かりにくいのが難点。サンフランシスコ湾をわたる前に、北か南、乗ってきた方向に応じて決まった駅で乗り換えないといけない(らしい)。今回は南向きなのでMacArtherで乗り換え。

SFOからは、UA64便で移動。UCBの職場で、私がいつもUAを使っていると言うと「信じられない、あんなサービスの悪い会社なのに!」と驚かれた。どうやら米国でも日本と同じ評価のようだが、同じ会社を使い続けていると、それはそれでメリットもある。そもそも多くを求めていないということかもしれないが。

シアトルからレンタカーで移動し、大浦さんの家へ向かう。車はトヨタ・カムリ、なぜだかこちらの日本車は、日本で見るより断然カッコいい。しかしこのサイズで変速機がCVTなのには驚いた。こんな中型車(一昔前なら、大型車)の出力にも耐えるようになったんだ…隔世の感。家に着くと大浦さんが飼い猫と一緒に出迎えてくれた。なかなか立派な所に住んでいる。自然に囲まれていて、静か。友人の親の別荘をルームシェアしているとのこと。

家でひとしきり近況を話した後、ワシントン市内へ案内してもらう。Public ParkやDowntownを巡る。夜は市内のシーフードレストランで、蟹を食べる。とても美味しかった。

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市内のタワーから見下ろした、ワシントン市内。高い所は苦手です。

翌日はワシントン大学を訪ねる。UCBより洗練されている印象。図書館も負けず劣らず、充実していた。大学の近くでお昼を食べて、またレンタカーを運転し、夕方のUAでSFOへ、そして帰宅。

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ワシントン大学図書館の読書室。「Behaviorismのはじまり」というJ.Watsonを紹介した旧い本があって、思わず読んでしまった。

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何ごとも、始められることが才能である、と言われることがある。大浦さんはまさに、この才能に恵まれた典型である。もちろん他の才能にも数々恵まれているが、どうして彼はそこまで思い切れるのだろう、と羨む人は多いだろう。「大浦さんは勘で生きているから」とゴマかす人もいるが、私が思うに、彼はむしろ戦略の人である。(戦術の人ではない、この違いは大きい。戦術の人はゴマンといるし、それを戦略だと勘違いしている人も多い)

私はそれを羨んで、自分でも挑戦をした。その結果、いま私は米国に住んでいる。自分の周りに住んでいる人というのは、少なくとも私にとってとても大切なものである。

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@Cal Day33,34: 休日、帰国準備、ブラック・スワンが楽しい  (2009年09月19日)

ようやくの休日。来週は月・火とシアトルに、ワシントン大学で大学院に通っている元同僚の大浦さんを訪ね、木曜日から一時帰国をする予定。いつもの家事や洗濯に合わせて、部屋を整理する。嫁さんが来たときに散らかっていたら、がっかりだと思うので、頑張る。
一つ困ったことがあって、多分木曜日か金曜日頃、左腕に湿疹ができたんですね。それも広範囲に。これが痛くて、仕事が進みません。皮膚が悪いっていうのは大変。とほほ。ソファーで昼寝をしている時に何かに噛まれたのか、はたまたストレスか。謎。

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近頃話題の「ブラック・スワン」、積ん読になっていたのを、家事の合間にようやく読み始めました。

不確実性の高いリスクとどうつきあうか?というのが一つのテーマですが、本書にはその解説に留まらない面白さがあります。「追認」のおそろしさ、「講釈の誤り」、ベル・カーブの正しい使い方…私が研究対象としているのは、比較的「月並みの世界」の話ではありますが、どれも「ぎくっ」とする話。これは気をつけんといかんなぁーと思うことばかり。中でも「事象からモデルを組み立てるのはいいが、モデルを使って事象を解釈するのはいかん」というのは面白い指摘。

しかし、この本は読んでいると疲れます。実はまだ読み切っていないのですが、読み切った後も、、自分の中ですとんと落ちるまで、もう暫く時間がかかりそう。amazonの書評には「訳がいまいち」という指摘もあるようですが、私はそう思いません。著者のハネた雰囲気を、できるだけ日本語に反映している努力が垣間見えて、楽しく読んでいます。

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@Cal Day32: 一月住んで、英語は上達したか(2)  (2009年09月17日)

朝にOpencast MatterhornのディレクターをしているAdamとミーティング。プロジェクトの方向性と、私が日本で進めている仕事と紹介しながら、今後の可能性について話し合う。英語に自信は無いので、レジュメを作りました。今後も情報交換を続けることになりました。双方に意味のある形で、何かできればいいのですが。暫く試行錯誤です。

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英語の話の続き。残り2つ。

3)名詞より、動詞が問題
私の語彙力の問題かもしれませんが、動詞の意味が分からないことで、会話の意味を掴めないことが時々あります。それが大体ポジティブな方向性なのか、ネガティブなのかは話の流れで分かりますが、そこから会話をつなぐとき「的外れ」ではいけないので、そういう時は黙って話を聞くだけになってしまいます…。こういう時、大勢の話に入っていく場合の方が楽です。彼らがキャッチボールをしていくうちに、流れからさかのぼって意味が分かるからです。
文法も大事だし、単語もやはり大事。

4)アクセントを忘れずに、腹式呼吸で
私の場合、話し続けているうちにアクセントが弱くなり、フラットな発音になってしまいます。とにかくおなかから声を出し、口を(特に横方向に)大きく動かして話す。これができるだけ多くの人に通じる発音の術だと気づき始めました。
でも面白いことに、私が居候している部屋の人は、だんだん私の発音に慣れてきたみたいです。ふと他の部署の人と話すと、英語が通じなくてがっかりします。恐るべき、ネイティヴの適応力。

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今週もようやく週末。毎日早起きで活動時間が長いので、土日が待ち遠しいです。

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@Cal Day31: 一月住んで、英語は上達したか(1)  (2009年09月16日)

今日は昼にETS全体で月1に開かれるミーティングに初めて参加。ラザニアやピザなど、お昼ご飯をみんなで食べながら情報交換や業務報告。私はそこで自己紹介をしました、もちろん英語で。2、3分の尺でしたが、途中で話すことを忘れ、作っておいたカンペを見ると運良く笑いがとれ、うまいこといきました(こちらで「笑いがとれる」というのは、日本での5倍くらい大事だという印象です、助かった…)。
午後はディレクターのMaraと研究方針についてディスカッション。第一線で活躍されている方とゆっくり話をできる機会が持てるというのは、本当にありがたいことです。とにかく、みなさん親切。甘えてばかりではなく、お返ししていかないと。

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早いもので、米国に来てから一月経ちました。残念ながら研究活動はようやく方針が立った段階で、まだ形になっていませんが「一月も住んだら英語、うまくなったでしょう?」の問いには、答えられる時が来ました。

ズバリ、全然上達しません(泣 もしかすると周りから見れば、「結構コミュニケーション取れてるじゃない」と見えるかもしれません。しかし私が思うに、いくつかの要因のため、その上達は妨げられる、または、上達していないように感じているのではないかと考えています。

1)話せるようになるごとに、話せなくなる
一見矛盾していますが、例えば私の職場で考えてみましょう。最初は皆さん「お客さん」として接してくれますが、こちらが少し英語が話せるようだと見なされると、1対1ではなく、複数の会話の中に混じる機会が増えます。難しいのは、既に進行している会話の中に入る、またはその中から呼びかけられる時です。聞き取り能力に限界があるため、いったい今、何の話をしているのだろう?と文脈を読み、情勢を察するところから始めないと行けません。
すなわち、話せるようになるごとに、よりレベルの高い環境へ参入していく機会が増えるのです。この「奥行き」「行き先」はキリの無いように感じられ、大いに不安を感じます(笑

2)日本とつながりがある限り、頭が「英語」に切り替わらない
例えば仕事のメール。例えば家族とのビデオチャット。例えばこのブログ。普段話すことの大半は、その場で湧きあがってきた言葉ではなく、その前から考えていた言葉です。何か思うことがあっても、それが日本語で「蓄積」されていたならば、それを即座に英語に変換することは、私の力ではまだまだ困難です。いわゆる「気持ちが上手に伝えられない」悩みというのは、要は普段から英語で物事を考えて、言葉にしていないからこそのものでしょう。

残念なことに、私の頭の中はまだずっと日本語です。「英語で夢を見るようになると、それなりらしい」という話を聞いたことがあります。5年前にアンカレッジに10日程仕事で滞在したときは、日本人がほとんどいませんでした。そういえばその滞在中、英語の夢を見ていました。

明日へ続く。

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@Cal Day30: 眠いけどがんばる、Twitterが読み切れない  (2009年09月15日)

今日は眠い。昨日のお疲れが残っている。なんとか起き出して朝からESL。毎回8時半から始まるのだから恐れ入る。こんなに早起きを続けているのは高校以来。その代わり毎晩12時を待たずに「おねむ」です。午後からETS。コーヒーとチョコレートで眠気を黙らせて文献購読。ようやく研究の方向性が見えてきた、か。夜は力つきて、早々に就寝。

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曇りの日の朝。「霧の都、サンフランシスコ」の名の通り、朝はこの通り。「朝9時までに霧が晴れると、その日は暑くなる」と地元では言われているそうです。

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Twitter、続けていますが、朝起きたらエントリーが100とかあると読み切れません。でもささっと目を通せばいいかと思い、慣れました。でも英語のエントリはそうはいかない。これは論文と一緒。
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投稿者 jamsquare : 08:18 | トラックバック

@Cal Day29: 二重生活はやはり大変  (2009年09月14日)

月曜日。昨夜までの雨も上がり快晴。もともと空気のきれいな場所ですが、雨上がりでさらに透き通った印象。朝から大学、文献検索・購読。午後は夜に東大との間で行うミーティングの準備。晩ご飯は自炊は諦め、El Cerrito Plazaにある「PANDA EXPRESS」でお持ち帰り。

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PANDA EXPRESS。焼きそばと餃子が美味しい。いつもおまけでFortune Cookieがついてくるのも嬉しい。

夜9時から東大との間で研究ミーティング。終わったのは11時半。みなさまお疲れさまでした。

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こちらで暮らし始めて大変なことの一つが、東京との間の「二重生活」です。今月末に主催している研究の実証実験を控えており、準備まっただ中なことが効いている気がしますが、本学のコンテンツ開発の業務も並行して進めているので、いろいろ重なるとこちらの研究はストップします。

金曜日をオフィスアワーと決めていますが、取り急ぎ済ませなくてはならない業務もありますから、切り分けが難しいのが正直なところ。我ながら大変な道を選んでしまったと嘆くこともしばしばですが、自分で選んだ道、来させてもらっただけでも、ありがたいのですから。

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@Cal Day27,28: 休日、ものごとを見る「立ち位置」  (2009年09月13日)

ようやくの週末。土曜日は日用品の買い物と映画鑑賞。日曜日は掃除・洗濯・食材の買い出し。朝晩は週5程度自炊していて、必要そうなものをまとめて週1回買い出すことにしています。毎週1回は同じ(ような)ものを食べている気がしますが、続けていると慣れてくるものです。ブログの更新と一緒。でも来月嫁さんが来れば頻度は相当下がるでしょう。ちょっとしたきっかけで習慣は崩れてしまう。これもブログと一緒。恐ろしい…。

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近所のDVDレンタルショップに映画を借りにいきました。DVDを借りる時、そのお店では5日レンタルでいくら、という一つのプランしかありませんでした。例えば日本のTSUTAYAなら、一泊レンタルから一週間まで広く選べますが、それに比べて随分シンプルだなという印象。でも5泊でも100円台なので、まあいいかと思えてしまいます。
1サービスをとことんお客さんの要望に応じて追求してしまう日本タイプ。そこまでしなくてもこの位で十分じゃない、と見切れる米国タイプ、とも見えます。これが米国全土で一般的かは分かりませんが、ちょっと象徴的だなと感じたサービスでした。

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それにしても、これまでもこれからも、米国に住んで「へー、こっちではDVDレンタルはこうなんだね」のような、ある意味日常的な気づきのようなものから、「へー、大学のICTを使った教育支援はこうなっているのね」のような、私の研究に直接関わるような気づきまで、いろんなことを知るだろうと思います。しかしそれがいわゆる括弧つきの「一般的」なものなのか、その判断や見極めは相当困難です。たかが6ヶ月程度住むくらいで「米国は今こうなっているよ」みたいな一般的なお話をするのは、ちょっと無理があります。

そういう経験をいろんな形で、良くも悪くも拡げて解釈することで、いろんなことが言えるような気はしますが、果たしてそれは正しくものごとを見ているのでしょうか?

しかし一方で「全てを知る」こともまた困難でしょう。突出した複数の事例を比較するなり、事例とエピソードをつなげて語るなり、方法論はいろいろあるでしょうが、そういう立ち位置を定めることって、日常生活にせよ研究活動にせよ、なかなか困難です。

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@Cal Day26: webcastの配信はどう進められているか  (2009年09月11日)

今日は午前に、webcast.Berkeleyのコンテンツ確認・配信を担当しているRichard Bloom氏にインタビューをしました。以下がその概略。

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■webcastのコンテンツ管理
webcastは、LMSのbspace上に作られたアドミンツールで一括管理されている。
収録された映像は講義室でエンコードされ、自動的にETSのサーバにアップロードされる。
コンテンツの最終確認をしてツール上で許可を出すと、そのクリップは自動的に学内のInformation and Science Technology(IST)にアップロードされ、学内外からアクセスできるようになる。

■教員が、webcastを使う手順
1 教員がwebcastを使える教室にアサインする
2 自動的にwebcastを使いませんか、という招待メールが教員に届く
3 アプルーブすると、自動的に録画が予約され、毎授業ごとに録画される
4 それに前後して、Copyrightの許諾の書類がETSと部局間で交わされる

■収録コンテンツには三つの種類がある
1 ビデオ収録:スタッフが出向いて、ビデオと映像を収録する。バックアップはDVCAM
2 "Screencast":スクリーン+タブレットで書き込んだ軌跡+オーディオが配信される (試験的に運用中)
3 オーディオ収録:朝から夕方まで、自動的に録音され、自動的にETSにアップロードされる(これは1−3全てにあてはまり、それぞれのバックアップとして使える)

■webcast管理画面の機能
・プレビューファイルを確認できる
・問題があればそのファイルをダウンロードして、QuicktimeやSoundtrackで修正して、書き替えることができる
・確認が終わったコンテンツを自動的にアップロードすることができる
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UCBではwebcastよりはるか前、1995年からBerkeley Internet Broadcasting System (BIBS System) が運営されていました。そのノウハウが現在のwebcastに引き継がれ、そしてこれから開発されるOpencast Matterhornのリファレンスになります。ちなみにBIBSの成果は論文化されており、当時のシステム構成や利用データを見ることができました。

これでETSの中の、webcast部門についての調査はほぼ終了です。何せ規模が違う、ノウハウの量と質が違う、歴史が違う…と圧倒させられました。私の研究とは別に、webcastのノウハウやOpencast Matterhornを、日本でも役立たせることができるかもしれません。

明日からようやく週末。体調もまだ万全でないので、静養+家事をすることにします。

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@Cal Day25: webcastの収録を見学、「仕組み力」について  (2009年09月10日)

昨夜のお熱は無事下がり、今朝も朝からESL。昼にFulbright Associationの昼食会で、他のVisiting Scholarとお会いする。日本からこられている山田さん、堀江さんとお会いする。日本人の研究者と面会できて安心。

午後はwebcast.Berkeleyの講義収録を見学。東大でも東大TVや東大Podcasts、UT OCWで講義映像を配信していますが、東大でほぼ全て人手でしている作業を、UCBでは全てのフローが自動化されています。いくつかの教室に「講義収録パッケージ」がインストールされていて、その場で映像をエンコード、アップロードしています。最終確認の作業を専門のスタッフがすますと、UCBのサイトやiTunes U、YouTubeに自動的にアップロードされます(Youtubeのみ現時点で一部手動)。

webcast.berkeley | UC Berkeley Video and Podcasts for Courses & Events
http://webcast.berkeley.edu/

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機器の構成、マニュアル、学生スタッフの育成など参考になる部分が多々ありました。こちらで書く予定のレポートのデータになりそうです。
面白かったのは、講義中学生さんから質問があった時、その声を集音していないのですが、その代わり講師が質問内容を繰り返すようにしていたことです。今日見学した講義は500人以上入る大教室だったので、その方が効率が良いとの判断でしょう。明日は、webcast.Berkeleyのpublishingの管理をしているスタッフにインタビューする予定です。

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海部美知さんの”Tech Mom from Silicon Valley”に興味深い記事があったので、転載。

憂うべきは「カリフォルニアの教育」か「日本のアニメ産業」か - Tech Mom from Silicon Valley
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20090902

上記の記事などを読むと、確かにきっと、日本で「個人の努力」レベルで頑張っている方々は優秀なのだろうが、相変わらず「長期的に産業として成り立たせる仕組み」「新しいアイディアを生み出す仕組み」「人材を供給する仕組み」「グランドデザイン」といったものは、アメリカのほうがなんだかしっかりしているような気がしてしまう。悪いけど、「竹槍・・・」という言葉が頭をかすめてしまう。

私の仕事領域においても、近いことが言えるような気がします(自分の仕事環境を振り返ってみても)。ある仕事を長い間個人の努力のみで保たせてしまうと、本人が大変苦労することは勿論ですが、業務知識が暗黙知になりやすく周りと共有しずらくなり、ひいてはその業務を「引き継ぐ」人材を育成しにくい、などの弊害も考えられます。

私見ですが、「仕組みをつくる力」(勝手に「仕組み力」と命名)をお持ちの方は日本にも沢山おられます。これまでもそのような方々に何度もお会いしました。それらが形にならなかったのは、多くの場合、その「見せ方」と、それを選ぶ側の「目利き」に不足があったように感じました。つまりこれは個人の能力の問題だけでなく、それを取り巻く組織のインテリジェンスと意思決定の問題でもある気がします。

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@Cal Day24: 客員研究員、とは  (2009年09月09日)

今朝、ようやく日本からの引っ越し荷物が届く。先週に届いていたのですが、家で受け取る時間を作れませんでした。おかげで服が激しくヘビーローテーションになっていましたが、ようやく抜け出せそうです。
午後はYWCAで英語のレッスン。日本の7アクトと同じような形態で、担当の先生とマンツーマンで話します。私の先生はかつて小学校で特別支援教育にも関わっていた方で、日米の教育事情やNCLB法(やはり評判は良くない)についてディスカッション。夕方にキャンパス近くのBerkeley Public Libraryに立ち寄りました。

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いわゆる公立の図書館で、地元の人が小説を読んだり、ネットを見たり思い思いに過ごしていました。写真を撮れませんでしたが「Teens」というコーナがあって、若者が楽しめそうな今時の雑誌やCDが並べてありました。その後、少し熱っぽかったので、早めに帰って静養。
こっちに来てから、健康のために朝晩はできるだけ自炊をしています。今のところ、朝は100%、晩は70%位です。

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最近つくづく思うのですが、客員研究員というのは不思議な立場です。要はお客さんとしていさせて頂いているのですが、先方から何かを求められることもない一方、こちらから動かないことには何も始まりません。観察はされているでしょうが、最初の興味はそのうち失われます。意識的に、私は何がしたいのか、何を求めているのか、常に自分を見せていかなければならないと感じています。

己のすべきことだけに集中するという環境は、とても新鮮です。孤独とも言えますが、引き換えに得られるものを考えれば、悪いことばかりではありません。

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@Cal Day23: グローバルな人材育成に、欠かせないもの  (2009年09月08日)

今日はBASでESL授業の初日。着くと成績順にクラス分けの名簿が貼り出されていましたが、一番上のクラスにアサインされていて、びっくり。ついていけるか、不安。
初日は文法の授業でしたが、思った以上に分かりやすく、勉強になりました。出国前に予習した内容を再整理できて、とても有意義でした。こんな授業だと毎日通いたいですが、それでは語学留学になってしまいます…全般的にとにかく時間が足りません。それが一番の悩みです。

午後からはオフィスで、大学の組織研究の海外論文を調査。私の印象だと、UCBは東大以上に電子化が進んでいて、私の興味範囲だと90%以上その場でダウンロードできるので、本当に助かります。これだけでも、来た甲斐があります。
夕方に帰宅。

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先日ご紹介した黒川先生が書かれたものを読んでいると、これからは「インターナショナル」ではく「グローバル」な人材を育てなくてはならない、そのために若者が早くから異文化に触れ、つながりを作る機会を作るとが大事だ、との指摘をされています。

恥ずかしながら、これまで"international"と"global"の違いをはっきりと意識することはありませんでした。

-international: existing, occurring, or carried on between two or more nations -global: of or relating to the whole world; worldwide  (Oxford Dictionaryより)

例えば私はフルブライト基金の援助を受けて米国に来ていますが、このグラントがこれまで狙ってきたのはその成り立ち上、globalというよりはinternationalな人材育成だったかもしれません。またその育成には、滞在期間も十分ではないように感じます。

こちらに来てまだ3週間ですが、この短い期間の間にも、強く感じていることがあります。それは、もしグローバルな人材育成に、若者が海外に出ることが必要条件であるならば、彼らを「海外へ送り出し」「海外で支え」「自国で受け入れる」システムが不可欠であろう、ということです。

いかなる人材育成においても、異なる業種・専門性を持った人々同士の人材交流に効果があることは、様々な研究や実例により示されています。私はこの「人材交流」が大変重要なキーワードだと考えていますが、ただ若者に「海外に出るべし」と背中を押すだけでなく、彼らを現地で支え、帰国後彼らにとっての「出口戦略」が描きやすい仕組みを作ることが、人材交流、ひいてはその育成をより後押ししうるのではと考えています。

日本が海外において、他のアジア諸国の中でプレセンスが下がっているとの見方がありますが、少なくともキャンパスで、私もその傾向を強く感じています。あくまで私見ですが、例えば中国や韓国、台湾などの国々は、既に上に述べたようなサイクルを持っていると感じます。これが彼らの強さであり、裏返せば日本の弱さではないでしょうか。

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@Cal Day21,22: Labor Day、お宅訪問、キャンパスのエネルギー削減  (2009年09月07日)

9月7日の月曜日、こちらはLabor Dayでお休み。日曜日は家事をし、月曜日にはYWCAのレッスンをしてくれているRobinson先生のお宅を訪問。その家(コンドミニアム)にはプールがあり、泳がせてもらいました。いい運動。

こちらに来て三週間経ちました。明日からBASでのESLも始まります。そろそろ腰を落ち着けて活動しなくては。

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一つ気になったニュース。大学キャンパスのエネルギー効率を高めるための5つの指針。

EDTECH: Focus On Higher Education - 5 Avenues to Green
http://www.edtechmag.com/higher/september-october-2009/5-avenues-to-green.html

大学の消費するエネルギーの1/3はテクノロジー利用によるものと言えるため、次の5つの方法で無駄なエネルギー消費を削減しよう、という記事です。
1)シンクライアントの導入
2)エネルギー効率のいい機器("Energy Star"認証付き)を導入
3)サーバの統合
4)印刷物を減らして電子化する
5)ビデオ会議の活用

どうやら日本でも25%(!)CO2削減という目標を狙うようですし、キャンパスのエネルギー効率を上げる数値目標が掲げられるようになるかもしれません。専門家によると、日本は比較的エネルギー効率を既に高めており、ここから消費量を減らすのは「乾いた雑巾をしぼるようなものだ」とも言われています。大学はどうでしょうか。雑巾の水気よりも、絞る力(予算投入)に困る気もしますが…。

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@Cal Day20: 休日、モノに魂は宿るかとの問い  (2009年09月05日)

土曜日、米国は今日から3連休(月曜日がLabor Day)。やることはいろいろありますが、今日は完全にOFF。部屋を片付け、映画を見て過ごしました。

そのうち一つが「From the Earth to the Moon」。俳優でかつ宇宙オタクでもあるTom Hanksが統括し製作された、HBOのドキュメンタリーシリーズです。実は私も宇宙計画が大好きで、機会あるごとにKenedy Space Centerで書籍やDVDを買い漁っています。全部で12話のストーリが入っていますが、どれも本当にあったエピソードが組み入れてあり、彼のマニアぶりには恐れ入ります。

英語字幕のついた本国版。日本語版と合わせて私は持っています(笑 
出国前、英語の勉強に疲れたときは、これを見て気分転換をしました。

収録されているうちの一話に、月着陸船(Lunar Module:通称LM、時にLunar Excursion Module:LEMとも呼ばれる)を開発した米Grumman社(現Northrop Grumman)のエピソードがあります。

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Kennedy Space Centerに展示されているLEM。(ほぼ)本物。

LMの開発はその複雑さのため、アポロ計画の一部を変更したほどに大変難航しました。その開発責任者、Tom Kellyが、完成したLMをNASAに引き渡す時の言葉がとても印象的です。
長文ですが下に引用します。研究のため、仕事のため、さまざまな「ものづくり」に関わる方々には、心に響く一節なのではないでしょうか。
--
To some people, that might sound like I'm stretching the point.
A LEM is not a child, it's a machine, and a machine doesn't have a soul.
We may yell at our toasters and give a name our cars, but in the end even a LEM is just a collection of wires.. and circuits and nuts and bolts.
I don't know. I think each LEM does have a soul. It's a soul of all the people who built her, designed her, first dreamed of her...
--
( By Tom Kelly, The Project Engineer, Engineering Manager and Deputy Program Manager for Grumman Aircraft's Apollo Lunar Module )

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@Cal Day19: BAS、日本から来客  (2009年09月04日)

涼しい朝。午前中はBerkeley Adult Schoolでオリエンテーションを受ける。
今年からいくつかルールが変わったようです。

・週5回の授業は最低週3、週4回の授業は最低週2は出ること
・1週間以上休むときは、かならず先生かオフィスに連絡をすること
・そうしない場合、リストから名前が外れる

以前は月一参加でもよかったそうですが、政府から「まじめな生徒がきちんと通っている学校」と見られるような体制にしないと、予算が今以上にカットされる可能性があるからだそうです。こんなところにも、財政状況の悪化が影響しています。

午後には東京から望月さんと林さん、ワシントン大学に留学中の大浦さんがキャンパスに。私のいるオフィスや施設を案内しました。久しぶりに晩ご飯を大勢で食べて、夜9時過ぎに帰宅。みなさん、わざわざUCBまで来て頂いて、ありがとうございました。

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今日は面白い話を聞きました。大浦(2009)によると、異文化への適合には3つの段階があり、まず認知(Cognitive)、次に感情(Emotional)、そして身体(Physical)のステップを踏んで適合が進むそうです。大浦先生はこの「CEPモデル」に基づいて、シアトルで文化適合を進めておられるとのこと。Learning Science研究の傍ら、いろいろとお元気なようで何よりです。

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@Cal Day18: 慌ただしく、暑い一日  (2009年09月03日)

昨日から気温が高い。アパートの大家さんが「9月にときどき、とても気温の高い日があるから」と言っていましたが、まさにその時期のようです。昼間は30度超え、しかしオフィスに空調はありません。湿度が低いのでまだましですが、やはり暑いものは暑い。
今朝オフィスに来てみると、学内LMSのbSpaceにトラブルが発生して、スタッフが早朝から対応に追われていました。それが一段落したと思ったら、オフィスの目の前で廊下を歩いていた老婦人が突然倒れて、救急車を呼ぶ騒ぎに。ご婦人は英語が不得意のようで困りましたが(私が言うのもなんですが…)、一緒にいた学生さんがスペイン語を話せる人で、通訳をしてもらい、事なきを得ました。

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英語について。こちらにきて気づいたことは、実は対して英語が話せなくとも、そう生活には困らないということです。先のご婦人のようにスペイン語圏の人や、中国語圏の人は出身地が同じグループで大きなコミュニティを作っています。私のアパートの近くにあるEastern Mallもそうですが、そういう人たちでショッピングセンターを作ってしまうほどの勢いで、このパワーには驚きます。しかしどうも、そういう地域や人の輪の中で生活していると、母国語で足りてしまうようです。そういう方々のお子さんは米国で生まれたので親より英語は堪能になるため、親は子どもに助けられて生活をしているようです。私の階下に住んでいる中国人のご夫婦は、まさにそのパターンです。

環境の変化に身を任せるだけでなく、こちらから積極的に聞き、話し、働きかけていかないと語学は上達しないのだなと改めて感じます。そう思い、今日もオフィスのスタッフのchatを聞き、話に入ろうとするのですが…うん、やっぱりむずい。前途多難です。

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@Cal Day18: BASとYWCAで基礎作り、Twitter  (2009年09月03日)

昨日より暖かい朝。昨日はどうやら少しお熱があったようですが、ほぼ治りました。
朝からBASでクラス分けのテスト。リーディングとリスニングはそこそこでしたが、グラマーがいまいち。日本でZ会の大学受験参考書で勉強していきましたが、やはり過去完了や仮定法、倒置文を理解してないことがよく分かりました。きちんとした英語を話すことは、こちらでの研究活動での基礎になります。BASでは週5回授業がありますが、毎日通っていると語学留学状態になってしまうので、週2、3位に抑えておきましょう。

午後からは、大学のオフィス近くにあるYWCAへ。ここではEnglish in Actionというプログラムがあり、週1回マンツーマンで英語のレッスンを受けられます。今日はレジストレーション、これから毎週、水曜日お昼に通います。

大分リズムができました。こちらに来てからすっかり朝型です。日付が変わる前には寝てます。夜は疲れ果てて、日本とskypeでつなぐ仕事がある以外は休んでいることがほとんど。とはいっても日の入りが8時くらいなので、短い夜ですが。

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相変わらずTwitterを続けています。知っている人(対面でとか、会ったことはなくてもブログでとか)のつぶやきは、その人となり、ブログのエントリなどを補完する情報として楽しめますが、知らない人のつぶやきは、馴染んだ分野の話でないとほぼ理解不能です。Twitter上で面白いと思わせるには、かなり詩心がないと難しいかも。
あとTwitterやRSSリーダに、いわゆる「アンテナのよい人」、つまり情報に関して感度の高い人を登録しておくだけでなく、自分なりに一次情報を探して確認する手間も大事ですね。日々本を読んで、ググって学ばねばと思う今日この頃です。

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@Cal Day17: Visiting Scholar説明会、Utah State Univ. OCWが終了  (2009年09月01日)

今日は午前中に学内のInternational House(留学生センター)で、Visiting Scholar向けの説明会に参加。Postdoc Students向けの説明も同時に行われたのですが、VS向けの説明はあまりありませんでした。ですが大学の歴史や図書館、博物館の紹介があって、なかなか有意義でした。

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歴史のある建物らしいInternational House。併設のカフェは有機食材を使っているそうです。さすがBay Area。

午後はひたすら文献購読。英語だと半端なく時間がかかります。軽く5倍はいっているのではないか? 困る。時間が足りない。

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夜に驚くべきニュースが入ってきました。米国でも第2位のアクセスを誇るユタ州立大のOpenCourseWare、終了のおしらせ。

The Wired Campus - Utah State U.'s OpenCourseWare Closes Because of Budget Woes - The Chronicle of Higher Education
http://chronicle.com/blogPost/Utah-State-Us-OpenCourseWare/7913/?sid=wc&utm_source=wc&utm_medium=en
(chronicle.com を購読していないと読めないかも、すみません)

Utah State OpenCourseWare — Free Online Course Materials — USU OpenCourseWare
http://ocw.usu.edu/

Chickens Don't Have Armpits: End of an Era(既に職を離れたUSU OCWディレクターのブログ)
http://chickenarmpits.blogspot.com/2009/06/end-of-era.html

原因は予算不足で、年間12万ドルの経費を確保できなかったとのこと。日本に限らず、米国の大学は財政が大変なことになっています。UCBでも予算減のため、今セメスターから授業の7%をカットしています。

「オープン・エデュケーション」をいかに持続的に支えるか。そのために必要な教材の「かたち」は?必要な人材は、その育成は?Fund Raisingは? それらの問いに早急に答えるべき情況になりました。文中の"Heartbreaking"は私も共有しますが、これまでのOCWのあり方の自省をしつつ、新しいその社会的意義に基づいて考え始める必要があります。

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@Cal Day15: "Lost" Heart of Thoma  (2009年08月31日)

昨日からまた涼しくなりました。朝は15度、昼は20度くらい。
早朝からBAS(Berkeley Adult School)にテストを受けにいきましたが、「今週は月曜にテストはないよ。」と告げられ退散…先週、月曜に来いって言わなかたっけ(泣
午後はCraigslistで見つけた折りたたみ自転車をもらいに、El Cerrito Norte 駅へ。安くしてくれたけど、これは少しメンテしないと。週末までお預け。
昨日早めに帰ってきたにも関わらず、今日はお疲れが出てしまったようで、休み休み仕事をこなす。今日は体調も研究活動もいまいち…
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トーマの心臓、森博嗣による小説化。読みました? 私、予約購入してしまいました。

萩尾望都の原作を読んだのは大学生の頃。当時入っていたクラブの部室にありました。私は中高と寮だったので入り込むかなと思いきや、あまり意味がわからなかった記憶があります。今になって原作の漫画を読みなおすと、すっと入ってくるので不思議です。あの頃はどの登場人物にも共感できず、流れてしまったのかもしれせん。今は全体のストーリを楽しめるようになったのか、感情移入(例えばキャラ萌え)なくとも楽しめるようになったのかもしれません。

この小説は森ファンのものではなく、萩尾望都のものでしょう。賛否両論あるようですが、私は満足です。この英語タイトルが、森先生のスタンスをよく物語っているように感じます。

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@Cal Day14: サンフランシスコへ  (2009年08月30日)

昼前から気晴らしを兼ねて、サンフランシスコ市街へ行きました。アパートからはBARTで30分。便利だなーBART。

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これがBART、El Cerrito Plaza駅にて。千代田線6000系がちょっと大きくなった見た目(もう一種類あります)。内装シートの生地はUAのエコノミー席にそっくり。加速が尋常じゃなくいい。あまり綺麗ではないけど、本数が多くて便利。

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向かったのは湾岸にあるフィッシャーマンズ・ワーフ。

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クラムチャウダーとクラブサンドイッチを頂く。美味しい。Powell St.駅から坂を登ってきた甲斐があった。

海岸通りを散歩した後、明日に備えて早めに帰宅。来週からUCBでの研究活動も本格化します。ESL通いも始まりますし、日本に残した仕事も大詰め。気分転換もほどほどにして、お疲れが出ませんように。明日は月曜日。

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@Cal Day13: UC Berkeley "OFF THE RECORD"  (2009年08月29日)

朝から快晴。とても暑い。昼間の気温は33度位まで上がりました。私の家はサンフランシスコ湾近くにあるので、午後になると海風が入ってきて涼しくなります。少し朝寝をして、掃除・洗濯・布団干し。その合間に読書。

UCBの本屋で見つけた本。UC Berkeley "OFF THE RECORD"。「学生が学生のために書いた、唯一の大学ガイド」と名付けられたとおり、UCBに通った学生のインタビューを中心にまとめたガイド本。キャンパスの講義・環境・施設、周辺のグルメガイドや住宅事情などがAからEまでランク付けされていて、ビジターにはとても役立つ一冊。
UCBの学生が独自に作っているのかと思いきや、この手のガイド本の専門出版社が出しているそうで、そこのサイトにもUCBの情報がありました。サイト上の情報だけでもかなりのもので、感心。

UC Berkeley - The Inside Scoop
http://collegeprowler.com/uc-berkeley/the-inside-scoop/

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@Cal Day12: こういう時に英語はむずい  (2009年08月28日)

朝から快晴。昨日まで涼しかったのが嘘のよう、今日明日は30度越えとのこと。湿度が高いので日陰にいると凌げますが、やはり限度があります。明日はお家でおとなしくしておこう。

午前中にケーブルインターネットプロバイダのComcastが来た。これが悩みの種で、先週ネットが開通したのはいいが、ケーブルの敷き方がいい加減で、家主さんからやり直しをリクエストされました。しかし今日来た業者(前回も、今回もComcastの契約業者)が「この作業は私の権限は超えているからできないよ…」と言って帰っていきました。やれやれ。どうなっとんじゃい。

午後から大学。金曜日は東大デイにしようかと考えていて、朝から夕方までUCBのオフィスで仕事。実は昨夜近所で停電があって、日本とのビデオチャットをキャンセルしなくてはなりませんでした。とほほ。今日はそのフォローに負われました。

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家の窓から映した、停電した街。
来週からAdult SchoolでESLを学ぶ予定。英会話は本当に難しい。シチュエーション別に並べてみると、
人がチャットしているのを聞く > 電話で話す > 対面で話す
でしょうか。UCBで居候しているbSpaceの部屋にいると、メンバーが仕事の話や雑談を机越しにしていますが、仕事の話だとちょっと分かりますが、雑談はさっぱりダメ。話の文脈が掴めない場合、2割くらいしか分かりません。だから研究や仕事の話だとうまくいってる気になるのだけれど、打ち解けてきて雑談をするようになると詰まります。悲しいジレンマ。

そういえば昨夜は二つ夢を見ました。一つはキャンパスの芝生で朝まで寝てしまう夢、もう一つは実家に帰り家族でご飯を食べている夢。うーん、分裂している(笑

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@Cal Day11: LMSのbSpaceとそのサポート体制  (2009年08月27日)

昨日に引き続き、bSpaceのワークショップに参加+お手伝い。今日はなぜか参加者が一人しかおらず、ほとんどPersonal Consultationだったが、満足して帰っていったのでよかった。昨日のワークショップは"Getting Started in bSpace"という初心者向けの、今日のワークショップは"Refresher for Course Sites"というこれまで使っている人向けのもの。

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ワークショップの様子。昨日は満員、今日はなぜか一人。

bSpaceは、オープンソースソフトウェアのLMSであるSakaiをベースにUCBで開発されたLMSです。Blackboardなどと比較して、Sakai/bSpaceはコラボレーションツールとしての機能をコアに開発している点が特徴とのこと。
私が使ったことのある他のLMSと比較して、bSpaceはカスタマイズ性がより高い印象です。例えば非常に単純な話だと、フォーラムやメッセージ、ライブチャットなど20種類程度ある機能の多くがデフォルトでOFFになっていて、自分の使うものだけONにして使う仕組みになっています。すなわちデフォルトの機能は絞っておき、利用者のニーズに合うものだけ付け加える、という見せ方にしているということです。

UCBは大学でのID管理が一元化されていて、教員も学生も私のような客員研究員も、CalNetIDというカードを持たされます。このIDで学内で物を買い(デポジットを入れる)、学内全域に張り巡らされた無線LANにアクセスし、bSpaceにもこのアカウントで入ります。

私が現在知り得た限り、bSpaceは5人の職員でサポートされ、そのうち2人はInstructional Designer、3人はロジスティクス担当です。ID担当の1人はMaster Degreeを持っており、もう一人は現在勉強中とのこと。Master Degreeを持っている担当者は機能追加のためのコーディング・Sakaiへの機能追加をしているようです。その5人が、bSpaceの開発・サポート・ワークショップを担っています。加えてETSにはUser Interface (UX)と呼ばれるチームがあり、bSpaceのデザインをそのチームと協同して進めています。UXについてはまだ分からないことが多いので、引き続き調査の予定です。

日本でも、特に私大を中心にこのような体制がとられつつあります。UCBの特徴は、学内で仕様策定に留まらず、開発・サポートまで一貫して進めていることでしょう。
今私はbSpaceのオフィスに居候させてもらっているのですが、ひっきりなしにサポートの電話がかかってきます。その相手はほとんどGSI(大学院生で講義をする人)で、オフィスでは「GSI"ing"(GSIへのサポート、という意味か)を正式に言葉として登録すべきだね」と言われる位、忙しくて賑やかな職場です。でもみなさん明るく仕事をしています。素晴らしいです。

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@Cal Day10: もう10日目、図書館めぐり  (2009年08月26日)

早いもので米国に来て10日立ちました。
今日は朝から全学利用のコラボレーションツール、bSpaceのワークショップに参加+機材のセッティングをお手伝い(giveしないと)、午後は図書館へ。Berkeleyは図書館が非常に充実していて、East Asian Libraryには日本の書籍も多数所蔵。日本の高等教育についての資料も多く、調べもの・気分転換に良さそうです。

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East Asian Library。ちょっとだけアジア風。

これは正直に告白しなくてはと思いますが、やはり一人の海外暮らしは寂しく感じます。最初はセットアップに集中していたのでどうもありませんでしたが、先週末位から徐々に…。今週に入ってオフィス通いも始まり生活のリズムができて、本当の意味で(?)落ち着いた気がします。私は出国前に敢えて現地にいる日本人の友人を作らなかったのですが、結果善し悪しでしたね。比較的安定した性格だと自分では思っているのですが、それでもなんとなーく暗い気分になった時が(泣)。9月になるとVisiting Scholarや日本の研究者の集まりが何回かあるので、ネットワークを拡げようと思います。

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@Cal Day9: Berkeley Adult School  (2009年08月25日)

今日も朝からETSのオフィスへ。昼過ぎから、ESL(English for Second Language)のプログラムに申し込むため、Berkeley Adult Schoolに行きました。
どこかで英語を学ばなければと考えており、大学の図書館で開かれている(であろう)ESLか、ここかで迷っていますが、Berkeley Adult Schoolはレベルが比較的高いと評判で、フルブライトの客員研究員や現地の日本人も通っているそうです。嫁さんとここに一緒に通うのがいいかもしれない。

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外観。日本の高校みたいな雰囲気。
中に入り、Registrationを済ませます。昨年までESLは無料で受けられたそうですが、州の財政状況の悪化のため、今年から有料(30ドル)になったとのこと。
またRegistrationの受付には、NCLB法の発効以降、Adult Schoolで学んだ人の名簿をもとに、軍からリクルーティングをできるようになった、とのチラシが置いてありました。そういうルールも含まれていたのか…。

Adult Schoolでは他に、PCの講習やダンスなど、幅広いプログラムがあるようです。
この学校は家に近いBARTのEl Cerrito Plaza駅とUCBのあるDowntown Berkeley駅の間にある、North Berkeley駅から歩くのですが、なんせ遠い。BARTには自転車が持ち込めるので、自転車を買うか、思いきってレンタカーするか、悩んでいます。

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@Cal Day8: webcastの施設見学  (2009年08月24日)

今週からETSの一室にデスクをもらいました。
部屋はUCBで使われているコラボレーションツールのbSpaceの管理運用、利用者へのワークショップを担当する職員のいるRoom 5です。

bSpace : Gateway : Home
https://bspace.berkeley.edu/

11時頃から2時間ほど、UCBの講義映像配信サービス・webcastのマネージャをしているBenから説明を受けることができ、収録用の教室をいくつか案内してもらいました。Ben、スタッフのみなさん、ありがとうございました。

webcast.berkeley | UC Berkeley Video and Podcasts for Courses & Events
http://webcast.berkeley.edu/

話を聞いていて面白かったのは、iTunes Uの効果についてでした。webcastではiTunes Uの他にYoutubeや独自のインフラでも講義映像を配信しており、YoutubeやiTunes Uでは、授業のクリップにユーザがコメントできます。Youtubeと比較したとき、iTunes Uの方が、より学習に関係したコメントが付けられるそうです。iTunes UはiTunes Storeの中で「大学専門チャンネル」と区切られて利用者をある意味一旦フィルタできるので、そういう効果があるのではないかと分析していました。あたりまえのようであるが、なるほどという感想。

webcastでは昨年から、(おそらく)Leopard Serverの一機能であるPodcast Producerを使い、講義映像を撮った部屋で、mac miniで即座にエンコーディングしアップロード・配信するシステムを組んでいました。(DVCAMで念のためバックアップも撮っています)
これにスライドを取り込んで、著作権処理のための差し替えなどの機能を組み込んだシステムを作れれば、東大でも使えそうです。

夕方にSocial Security Officeに行き、Social Security Numberを申請。
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SSNのオフィス。申請は数分で終了。

東大ナビが無事配信されていることを確認し、安心しました。

デスクをもらう
Benに案内してもらう 面白かった(mac miniのエンコーダ)mac miniのエンコーダはPodcast producerである
夕方、SSNのオフィスに行く
米を炊いたら餅米だったorz
初めての東大ナビ、うまくいく
Youtubeのアップロードの方が面倒
疲れがたまってきているようだ、木曜日辺り休みたい(夜MT、やれやれ)

投稿者 jamsquare : 14:55 | トラックバック

@Cal Day7: 休日だけど  (2009年08月23日)

日曜日。休日ですが、細々と仕事や雑用がたまっており、朝から一つずつこなしました。
早く現地に慣れねばと思い、到着後休みなく準備を進めてきたのですが、そろそろ疲れがたまってきた頃です。。来週からUCBに通いますが、本学の仕事も夜に入ってくるので、来週は疲れを溜めないよう、リズムよく過ごしたいと思います。

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改めてこちらで進んでいるOpencast Matterhorn、関連しそうなSakai ProjectやConnextionなど、関わりがありそうなプロジェクトを調べています。英語書籍や関わっている人の話など、より豊富なリソースに触れるチャンスです。

Sakai Project : Home : Home
http://www.sakaiproject.org/portal
OSS(Open Source Software)のLMSであるSakai CLEの開発・サポートをすすめるプロジェクト。

Connexions - Sharing Knowledge and Building Communities
http://cnx.org/
OCWなどのコンポーネントとなる素材"small knowledge chunk"を共有するプロジェクト。

投稿者 jamsquare : 15:18 | トラックバック

@Cal Day6: Pacific Eastに行く   (2009年08月22日)

今日は土曜日、お休みです。部屋を整理したり、本を読んだり、書き物をして過ごしました。
夕方に、El Cerrito Plazaよりさらに近所(徒歩一分)にある、アジア系のショッピングモール Pacific Eastに行きました。

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El Cerrito Plazaよりは大分小さめですが、ほぼ全ての店舗が一つの建物に入っていてとても便利。どうやら香港系?の小売店が多く、中華料理・ベトナム料理店などレストランも多くありました。スーパーマーケットはまさに日本のそれで、豆腐や米、味噌など日本の食材がほぼ揃っていました。これは嫁さんが喜びそうで、一安心。

店員さんも客もアジア人ばかりで少しほっとしましたが、彼らの祖父母や両親の中には、米国での豊かな生活に憧れ移民となった人もいるのかもしれません。翻って日本人、中でも若者(私もその一人)は、「世界一安全・清潔・快適」と感じている場所から、離れることに可能性を感じられるでしょうか?海外留学生数が伸び悩んでいるのは、ある意味国が安定していることの裏返しかもしれません。だがもしそれが安定してエネルギーを減じているようなら、それは大きな問題です。

投稿者 jamsquare : 15:05 | トラックバック

@Cal Day5: UCB初登校  (2009年08月22日)

UCB(いわゆる"Cal")では、ETS(Educational Technology Service)という、全学のICTを使った教育施設・インフラ・コンテンツを統括しているセンターに、客員研究員として席もらえることになっています。当初来週から登校する予定でしたが、到着後連絡を取ると、今日の午前に少し時間が取れるとのことで、急遽向かうことになりました。

家から少し歩き、公共鉄道のBART(Bay Area Rapid Transit)に乗って、El Cerrito Plaza駅から2駅先のBerkeley Downtownで降ります。この間7分。近い早い。車内の雰囲気がちょっと独特でしたが。

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BARTのEl Cerrito Plaza駅。Berkeley市街に入ると、地下鉄になります。この辺りは高架。

11時前にオフィスのあるDwinelle Hallに向かうと、建物の前でスタッフの方が待っていてくれました。嬉しい。オフィスに入ると、受け入れの事務手続きをしてくれているJudyに声をかけられる。パテントの書類に署名をして、ビザや連絡先を伝えていると、ETSのDirectorであるMara Hancockと初対面。日本からのお土産を渡した後、私の研究目的や、ETSでの活動の希望について30分ほどディスカッション(になっている、はず)。私がフルブライトのプランを立てている時に参考にし、以前OCWCで会ったUC IrvineのLarry Coopermanのことは、やはり知っていました。機会を見つけ、Irvineを訪ねたいです。

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Dwinelle Hall。いくつかの部門が同居しているようです。大総センター(東大での職場)に近いものを感じます。

Maraの関わっているプロジェクトの話を聞いていると、やはりFund RaisingやStaffingは避けられない問題として常にあるようで、今走っているプロジェクトも、既存のインフラや機材をできるだけ生かして立ち上げるように配慮しているようです。
来週の月曜日から、オフィスに通います。

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@Cal Day4: 銀行口座を開き、セットアップ完了!  (2009年08月20日)

今日も朝から活動。これまで出張などで海外に行ったときは朝寝をしてしまっていましたが、今回はそんなことも言ってられません。朝9時から10時くらいに記憶が飛びそうになりますが、ぐっとこらえてセットアップを今日中に完了させます。
午前中にBank of Americaに出かけて銀行口座を開設し、フルブライトから支給された小切手を振り込みます。口座で使えるようになるまで数日かかるとのこと。それまでに手持ちの現金が足りるか少し心配。その後レンタカーを返し、昼のうちに少し休み、夜はビデオチャットで研究のミーティングを連続でこなす。参加された方々、お疲れさまでした。

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レンタカーを返した帰りに歩いたSan Pablo Ave. 。El Cerrito Plazaやカーディーラー(この地域は車屋やパーツやが多い、感動!)が並ぶエリアですが、最近空いたらしいテナントも目立ちます。西海岸の経済状況が影響しているのでしょうか。

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ようやく日米の仕事の進め方を掴み始めました。米国の仕事は夕方までに、日本の仕事は夜にすますとよいようです。両方ある日はさすがに参ってしまうので、その場合、午後にお昼寝をすることにしました。

投稿者 jamsquare : 08:38 | トラックバック

@Cal Day3: ネット開通  (2009年08月19日)

今日は自宅のネット回線が開通しました。プロバイダはComcast。出国前にウェブサイトで工事の申し込みをすませていました。今回家具をリースしたり、銀行口座の開設手順を調べたときもそうだったのですが、サイト内にテキストチャットで手続き・質問ができるシステムがあって、とても助かりました。
Comcastの工事に来たお兄さんの英語が聞き取りづらく(愛想はとてもいいのですが)、答えに躊躇していると「お前、英語分からんのか?」と言われてしまいました。そうですが何か?(泣
人によってとてもスムーズに話せたり、時には今日のようにホトホト困ることも。英語というのは全く人の心を浮き沈みさせるものです。。

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毎日買いものをしているEl Cerrito Plaza。郊外にあるMaxValuのようなものでしょうか。歩いて5分。とても便利です。

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フルブライトでの赴任が決まってから調べていて知ったのですが、2003-04年度より、日本から米国への留学生の数は減少しています。驚きました。
日米教育委員会 動向  2   B. 日本人留学生の動向
http://www.fulbright.jp/study/res/t1-college03.html

一方、日本から海外への留学生の総数は、文科省調べによると横ばいのようですから、比率が少しずつ変わりつつあるようです。
日本から海外への留学生数の推移
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/03121801/007/009.pdf

現在、海外留学生の半分が、米国向けです。次が中国となっていますが、語学留学目的なども考えると、今後多極化が進むことも予想されます。
なぜ今米国に来たのか、私自身に問いかけながら、その意味合いを見極めたいと思います。

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@Cal Day2: セットアップ  (2009年08月18日)

こちらの気候はとても快適で、今の季節だと朝は20度弱、昼間は25度くらい。日向は暖かく、日陰は涼しい。「エアコンがいらない」という理由が、こちらに来てとてもよく分かりました。

今日から生活のセットアップ。今週中に基盤を整える予定です。
朝から近所のショッピングモール、El Cerrito Plazaに買い出し。ここで大抵のものが揃いました。Plaza内のAT&TでGoPhone(プリペイド携帯)を購入。

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大量の買い出し。コルベットを借りなくてよかった。。

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留学先の相談などでお世話になっている現MITの飯吉先生に、黒川清先生のブログをご紹介頂きました。
Kiyoshi Kurokawa's blog
http://www.kiyoshikurokawa.com/
「これからは国際的に活躍できないと」「若いタフな人材を育てよう」…これら言説は国内外でも当たり前のものになりつつありますが、ではじっさいどうするのがいいのか?という問いに対しては、例えば教育でできることにしても、コンテンツ・教育方法ともに試行錯誤が続いています。そのようなことにも、自分なりの解を見つけれ帰れればと考えています。

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@Cal Day1:SFO, El Cerrito到着  (2009年08月17日)

早いもので米国への出国日になりました。

今日までの二週間ほどは大変な毎日で、米国での仕事の進め方に関する打ち合わせ・研究のミーティングの連続でした。加えて、東京の家を引き払う事にしたので、お盆休みは引っ越しに掛かりっきりでした。2年半、住み慣れた武蔵小山界隈を離れます。東京山の手の下町、本当に住み心地のいい場所でした。

出発直前に、アパートの隣部屋に住んでいて、親しくなったジャズピアニストのGregに部屋に招いてもらい、乾杯しました。ここでは人との出会いにも恵まれました。ありがとうGreg。また日本で、米国で会いましょう。

出国直前には母親が上京してくれて、数日ホテル住まいで疲れを癒した後、17日午後にリムジンバスで成田へ。嫁さんは10月に出国予定で、それまで大阪の実家に戻ります。暫くゆっくりして下さい>>嫁さん。私は一月強、久々の一人暮らしです。
米国出張でいつも使っているUA852便でSFOへ。UAはマイルのアップグレードが通りやすいので助かります。それ以外のメリットがあるかと言われると…?

昼前にSFO着、入国審査は混雑。並んでいるうちに、団体で研修旅行?に来た淑女の方々と話をしていましたが、そのうち一人が「指紋のデータが合わない」とCustomからクレームをつけられ、英語が話せる人はいないかということで、通訳として一緒に奥へ同行することに…。どうということなく済みましたが、ちょっとした人助けができたようで、よかったです。

その後Hertzで車を借りるが、こちらも大混雑。Mazda 6(日本名アテンザ)を予約したはずが、あてがわれた車は、なぜか真っ赤なコルベット・コンバーチブル!「GPS付きのは今これしかないのよ、とにかく今日は人が多くてね…」と。どういう予約システムなんだろう?
喜び勇んで荷物を積もうとするが、スーツケースが多すぎて乗らない。車を買えてくれとお願いすると、1時間今日待たされてしまった。入国早々やれやれ…でした。

こちらで住むアパートは、既にCraigslist(米国の暮らし情報掲示板?)で探し、契約していました。場所はBerkeleyの北西、El Cerritoという郊外の街です。結局約束の1時間強遅れで到着。電話で連絡が取れていたからよかったものの、迷惑をかけました。
迎えてくれたのは家主の夫婦と娘さん。とても親切なご家族で、家の使い方を丁寧に説明してくれました。家は新しくはありませんが、とても綺麗にメンテナンスしてありました。
ここから新生活が始まります。

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